レッスン代の封筒の書き方とマナーとして正しい渡し方4つをご紹介

レッスン代の封筒の書き方がよくわからなくて、困っていませんか?

 

私も子どもが習い事を始めたとき、「レッスン代の封筒は?書き方は?どうすればいいのか?」と迷ったことがあります。

 

そもそも、レッスン代の封筒に書き方の決まりはなく、実際には何か書く必要はありません

 

てんかな

でも、時と場合によっては記載が必要なこともあるんじゃない?

 

そこで、本記事ではレッスン代の封筒の書き方と、記載が必要なケースや正しい渡し方のマナーについて説明していきますよ。

レッスン代の封筒の書き方と封筒の選び方

レッスン代の封筒の書き方は、冒頭でお伝えした通り特に決まっていませんので、基本的には書かなくても大丈夫です。

 

封筒に記載することを「表書き」といいますが、もし表書きをするならば、月謝・名前・金額などを記入するのが一般的でしょう。

 

レッスン代の封筒はどんなものがいい?

レッスン代を渡す際の封筒は、白色でシンプルなものが望ましいです。

 

内容が透けないように薄い材質は避け、分厚い白い封筒や内側が透けにくいものを選びましょう。

 

茶色い封筒も絶対にダメというわけではありませんが、尊敬する相手には白い封筒が適しています。

 

郵便番号枠があるタイプの封筒は避けましょう。

 

てんかな
ちなみに表書きをする場合は、筆ペンや万年筆で丁寧に記入するのがおすすめです。

レッスン代の封筒に何も書かない理由

レッスン代の封筒に何も書かないのはなぜなのかというと、通常は先生に対面で渡すから。

 

先生にすぐ手渡すため、名前や内容を書く必要がありません。

 

ほとんどの場合、レッスン代は毎月同じ額ですので、毎回封筒に記載する必要はないのです。

 

ただし、これは個人レッスンや少人数のクラスに限ります。

レッスン代の封筒に表書きが必要な3つのケース

レッスン代の封筒には何も書かないことが基本ですが、先生から指示がある場合や、特定の状況では表書きをする必要が出てきます。

 

ここからは、その際の書き方について3つのケースで説明していきますね。

 

①生徒が大人数のケース

生徒が大人数になるグループレッスンなどでは、先生が多くのレッスン代を一度に受け取ることになりますよね。

 

そのため、誰から受け取ったかを特定しやすくするためには、表書きが役立ちます。

 

お月謝と名前を明記しましょう。

 

②他の人に渡してもらうケース

レッスンを欠席するときなど、誰かにレッスン代を渡してもらう場合です。

 

このときは、直接先生に渡せないため、封筒には表書きをしっかりとする必要があります。

 

お月謝と名前を記入し、中に「今月もよろしくお願いします」といったメッセージを添えると、より丁寧な印象を与えられます。

 

誰かに渡してもらうときは、誤解を避けたり紛失を防ぐために、必ず封をして下さい

 

③レッスン代が変動するケース

レッスン代が毎月変わる場合は、とくに金額を封筒に明記するとよいです。

 

お月謝・名前・金額を記入しましょう。

 

ちょっとした気遣いで、先生が確認するとき、内容をすぐに把握してもらえますね。

 

また、生徒によってレッスン代が異なる場合も、その旨を記入することが大切です。

レッスン代の封筒は封をしなくてもよい

レッスン代を封筒に入れて提出するとき、一般的には封をせずに渡します。

 

なぜかというと、先生がその場で金額を確認する必要があるためで、封をしてしまうと確認作業に手間がかかってしまうから。

 

てんかな

金額に誤りがあった場合、すぐに対処できるように封はしないのがスムーズですよね。

 

また、正確な金額を受け取った証として、先生が領収書を発行したり、封筒に印を押して返すこともあります。

 

ただし、他の人を通じて渡す場合は、封をすることが重要になりますよ。

レッスン代を渡すときのマナー4つ

レッスン代の封筒の書き方や選び方も重要ですが、実際にレッスン代を渡すときの行動が最も重要です。

 

以下に、マナー違反とされる行為を挙げますので、これらを避けて礼儀正しく渡しましょう。

 

①財布から直接渡さない

財布から直接レッスン代を取り出して渡すのは避けましょう。

 

レッスン代は商品代金ではなく、先生への感謝のしるしとして捉えられるべき。

 

家を出る前に封筒に入れておくことは、先生への敬意を示す行為です。

 

②お釣りを出させない

レッスン代は普通、毎月同じ額です。

 

正確な金額を準備し、先生にお釣りを出させないようにしましょう。

 

レッスン代の支払いでお釣りを求めることは、非礼な行為とされていますよ。

 

③お札の向きを揃える

レッスン代を封筒に入れる際は、お札を整理することが望ましいです。

 

お札は肖像画が描かれた面を前にして、統一感を持たせましょう。

 

異なる額面のお札は、それぞれ分けて配置し、額面が大きなものを上に、小さなものをそれに続けて積むことが一般的な作法になります。

 

④両手で渡す

レッスン代を渡すときには、両手を使うのがマナーです。

 

封筒を先生に向け、両手で渡すことで尊敬と礼節を表します。

 

片手で渡してしまっては不十分でしょう。

まとめ

レッスン代の封筒の書き方や封筒を準備する際には、見た目も大事ですがそれ以上に大切なのは、先生への尊敬と感謝の気持ちです。

 

「今月もありがとうございました」という心からの言葉や態度が、良好な師弟関係の構築に繋がります。

 

良好な関係があれば、授業もより充実するでしょう。